軽探団 2011.04.26 鶯谷












友探団 復活運転中のふたつの鉱山鉄道についてのお知らせ

-----------------------------------------------------------
関係各位の皆様。お世話になっております。せんろ商会&けいてつ協会本局の岡本憲之です。下記の通りに、鉱山鉄道(電車)の復活運転が始まっておりますので、告知申し上げます。
-----------------------------------------------------------
▲栃木県日光市足尾町・NPO法人足尾歴史館/足尾ガソリン軌道歴史館線▲
【ガソリンカー復活運転中】


昨年後半に復元完成しました足尾のガソリンカーと呼ばれるトロッコ列車。大正時代から昭和28年まで、足尾銅山の街中を走っていた町の重要な交通機関のひとつでした。 その復元されたガソリンカーが足尾歴史館にて走っております。復元列車の運行は、基本的に毎月第一土曜日の運行でしたが、今年度より毎週土・日の定期運行となります。(運転要員の都合にて変更がありますので、ご来館前にお問い合わせください。運行時間は10~16時まで) また、全国各地から産業遺産としての保存のため、足尾歴史館にやってきた、けいてつ協会所蔵の小さな蒸気機関車やトロッコの数々を、毎月第一土曜日に復元作業と同時に公開していますので、ぜひ訪れてみてくださいね。※足尾歴史館入館者のみガソリンカーの乗車料金と、トロッコの見学は無料となります。 ※ゴールデンウィーク中は、特別に5月3~5日は運行します。


-----------------------------------------------------------
▲兵庫県養父市明延地区・一円電車明延線「くろがね号」▲【一円電車復活運転中】


東洋一のスズ鉱山であった明延鉱山にて全国的にも有名であった鉱山鉄道の「一円電車」が「鉱石の道」明延実行委員会の努力によって定期復活運行が始まりました。 場所は養父市の明延地区にある保存運転線となる「一円電車明延線」です。 今年の運行予定日は5月1日、6月5日、7月3日、8月7日、9月4日、10月2日、11月6日(荒天の場合は運休)となります。また同時に探検坑道見学会も開催しております。


呑探団 宇奈月ビール「カモシカ」







秘境「黒部峡谷」の恵み。◎カモシカ
ロースト麦芽を多く使い、芳醇な香りと
甘味を調和した南ドイツ・ババリア
地方伝統の黒ビールです。
重厚な口当たりながら、
スッキリとした後味が特徴です。
アルコール分は少し高めですが、
飲むとクセになるビールです。
製造者:宇奈月ビール㈱
所在地:富山県黒部市宇奈月町下立687

本探団 今月のRM №333 2011.06号

■日暮里のナベトロ(東京都荒川区) p83(2006.11.14・2010.07.25)





トロッコ度★★★☆☆(3)
ページ数は少ないですが、内容で星三つです



2011.04.19発売 1200円

軽探団 2011.04.20 亀戸~赤羽

























新兵器登場!












軽探団 2011.04.17 茨城

















軽探団 2011.04.15 羽田・川崎・子安


















満開のサクラ
震災でお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
一ヶ月前の3月11日14時46分頃に発生した地震は東京都にある職場で揺れを感じました。揺れがだんだん大きくなってきて普通の地震ではないとは思いましたが、こんな大惨事になるとは想像できませんでした。しかし東京近郊でも電車が停まり、電気が消え、石油タンクが燃えて黒い煙を吐き、液状化で水が噴出し、夜には津波の余波が川を上り普段流れがないようなドブ川に凄い勢いの流れが発生したのです。
それでもテレビに映し出される被災地を襲った津波の圧倒的な自然の脅威には比較の対象にすらなりません。自分の気持ちが言葉にすらなりませんでした。
一体どれだけの被害が出るのか?一ヶ月経った今でもハッキリしません。新聞を開けば日を追うごとに増える死者の数。この先いつまで増え続けるのでしょうか?行方不明者もまだたくさんいます。復興まではまだ長い年月が必要だと感じます。
昨日の夕方、仕事の帰り道で桜の花がキレイに咲いている事に気付きました。桜の花が咲いているのは分かっていましたが、多分、あまり上を見ずに歩いていたんだと思います。ふと見上げたら夕暮れの濃い青色の空に桜の花が街灯に照らされ、風に揺れていたのです。しばらく足を止めて枝を見上げていました。
今朝、いつも利用している駐輪場にある桜の木を青空を背景に写真を撮ってみました。いつの間にか満開になっていました。

ここ何日か余震が再び強く揺れています。今夜も福島県は特に揺れが続いています。
でも、そろそろ上を向いて歩いてみようか…、と思います。ブログには震災後に宮城県からのアクセスもありました。WEBサイトにもコンスタントにアクセスがあります。有り難いことに、こんなブログやWEBサイトでも期待して訪れて下さる方がいるんだ…、と気付きました。
近々取材活動、公開作業を再開します。少しでも早く被災地にキレイなサクラが咲くのを祈っています。









券探団 井笠鉄道の硬券
祈・復興!頑張れ東北!
これ、井笠鉄道のキップ(硬券)なんです。本物ですが、ちょっと変じゃありませんか?
井笠鉄道新山から国鉄山陽本線の笠岡乗換えで大門までの硬券キップです。日付が昭和62年3月30日、国鉄がJRになる2日前です。が…、
井笠鉄道の廃止は資料によれば1971(昭46)年3月31日です。どういう事なのでしょうか?

ネタばらしをしますと、実はこのキップは井笠鉄道記念館で発売されていた(現在は不明)硬券でした。新山から笠岡までは井笠鉄道バス、笠岡から国鉄で一駅の大門までです。笠岡まではバスに乗れますので、帰路はこれでバスに乗って、一駅分付けることで下車する際に見せるだけでOK
あとは乗らずに記念品として戴けるという寸法です。廃止になってからもキップが手に入るなんて、なかなか粋な企画ですよね。他の区間のキップも販売していました。
井笠鉄道記念館
所在地:岡山県笠岡市山口1457-8 交通:笠岡 バス(新山)→歩5
公開:9:00~17:00・水曜日休館 見学無料
※井笠鉄道記念館は元新山駅駅長が井笠鉄道の車輌などを管理している、個人運営の記念館ですので、臨時休館等があるようです。







所在地:岡山県笠岡市山口1457-8 交通:笠岡 バス(新山)→歩5
公開:9:00~17:00・水曜日休館 見学無料
※井笠鉄道記念館は元新山駅駅長が井笠鉄道の車輌などを管理している、個人運営の記念館ですので、臨時休館等があるようです。
ネタ探団 書類整理をしていたら
目指せ!早期復興!頑張ろう東北!
年度変わりで職場の書類を入れ替えていたら、明らかにここ何年か放置されたダンボール箱が出てきました。開けてみると私の前々々々々任者の筆跡と思われる書類が…。(これ、いつから置いとんじゃ!)多分、必要ない書類だろうな、とは思いながらも一応中身を確認していたら意外なものが!

大阪にある住友金属工業製鋼所の会社案内のパンフです。「これは!」、一瞬手が止まりました。住友金属の製鋼所といえば、かつて610mmのナロー軌道を有していた所ではあ~りませんか!何故こんなもんが職場にあるのでしょうか?因みにウチの仕事と住友金属には何の接点もありません。
興味津々で開いてみました。まずはペラペラめくって…、ナロー軌道に関する…、写真…、記事…、無いな!…、ありませんでした
残念ながら工場内のナロー軌道は載ってませんでしたが、いくつか目を引くページがありましたので紹介します。

まずは構内図。引込線の入り具合、施設の配置など、これは資料になりそうです。

次に製品一覧の抜粋。中ほどに「トロッコ用車輪」がありますが、住友金属の分類としては鉄道車輌用ではなく産業機械用なんですね。

これは車輪圧入機の写真です。車軸に車輪を押し込む機械ですが、注目すべきは機械ではなく手前のレールです。全部で8本ありますが、間隔が不揃いです。恐らく組み合わせにより各ゲージに合うようになっているのではないでしょうか?一番狭いのは何ミリなんでしょう?

鉄道用車輪、車軸の製品例です。「鉄道用」なんで「トロッコ用」はありません

最後は組立品のサンプル写真。貨車用台車なんかもありますが、中でも目を引くのは一番下の怪しげな車輌。製鉄用専用車両(250トン積鋼塊車)と説明があります。長物車のような台車ですが、曲線では台車がどのようになるのでしょう。製鉄所の中のどこかで活躍しているのでしょうか?
ここの軌道は1987年頃に大部分が廃止、撤去されてしまいましたが、構内に軌道が残っていることは得意のグーグルマップ航空写真で辛うじて確認できます。しかし、公道を横切る軌道が撤去されて以来、紹介される事がなくなってしまいました。現在ではその構内軌道も使用されているのかどうかも分かりません。
住友金属工業製鋼所
所在地:大阪府大阪市此花区島屋5-1-109 交通:安治川口 歩
区間:製鋼所内 軌間:610mm 動力:内燃
参考資料:RM011p39-41・RM017p63・ナローの散歩道p94-95(1976.10.02・1984.08.07・1984.10.06)など



















所在地:大阪府大阪市此花区島屋5-1-109 交通:安治川口 歩
区間:製鋼所内 軌間:610mm 動力:内燃
参考資料:RM011p39-41・RM017p63・ナローの散歩道p94-95(1976.10.02・1984.08.07・1984.10.06)など
本探団 日本カメラ №832
目指せ!早期復興!頑張ろう東北!
今回は鉄道誌ではなくカメラ(写真)雑誌です。
年度始めなので、新鮮な感じのするネタを!
もう表紙を見ただけでもワクワクするでしょ?この道(どんな道や!)の方ならすぐにお分かりですよね。屋久島です。鉄道誌でもなかなかここまでは発表できませんわ
2010年の5月号ですので、約1年前の発行になります。カメラ雑誌に屋久島が出ているという情報は聞いてはいたんですが、チェックしただけで購入しそびれました。それが先日、ブッKオF(どんな伏字やねん!)に寄った際に思い出し探してみたところ見事にヒットし購入しました。ブッKオFは古本屋では比較的高値なので積極的には購入しないのですが、品揃えと目的の本の探し易さは文句なしです。基本の定価の半額で購入です。

カメラ雑誌だけあってさすがに写真がきれいです。表紙だけでなく、本文中に8葉、解説に2葉の写真が掲載されていて、構図など鉄道誌とはひと味違った印象です。
現在、屋久杉は伐採させるのではなく、放置された切り株など(土埋木という)を活用していますが、軌道の沿線はすでに運び出されていて、今後、搬送はトラック等に切り替わる可能性が高く、林鉄としての使命は終焉に近いということです。
昨年の1月に崖崩れで使用不能になり、その後の復旧情報は聞いていません。一体どうなっているのでしょうか?もしかしたら…。トロッコマニアなら一度は訪れたい屋久島。生きた林鉄として鉄道遺産にでも登録したいものであります。
日本カメラ №832(2010.05号)
■安房森林鉄道(愛林) 表紙,p25~30,p73(オールカラー)
■定価840円 ■B5版
撮影者:梅木隆秀
トロッコ分★★★☆☆(3) ページ数は少ないが一見の価値あり!










■安房森林鉄道(愛林) 表紙,p25~30,p73(オールカラー)
■定価840円 ■B5版
撮影者:梅木隆秀
トロッコ分★★★☆☆(3) ページ数は少ないが一見の価値あり!