民宿「天狗岩」の箱トロを探る by軽探団
忘れた頃に話題にするこの企画。神奈川トロ鉄遺産であります。第1回は湘南軌道二宮駅舎、第2回は鎌倉の三河屋本店、そして今回が3回目です。
団長「それでは選考会に入ります。今回のノミネートは…、」
S藤「天狗岩の箱トロに1票!」
H君「異議なし!」
Tち「黙秘します!」
団長「何でだよ!」
Tち「計2票で決定!」
団長「黙秘じゃねえのかよ!」
ダム工事または水道系工事に使用されたのでは?と推測される箱トロです。台車だけなら良くありますが、箱が残っているのが高ポイントでした。水道記念館の台車でさえ箱は存在していませんでした。状態も悪くなく、これは遺産価値が高いと判断します。
№003 天狗岩の箱トロ [保存車輛]
◇神奈川県相模原市緑区日連512
◇藤野 歩10
◇公道から終日確認できます
団長「それでは選考会に入ります。今回のノミネートは…、」
S藤「天狗岩の箱トロに1票!」
H君「異議なし!」
Tち「黙秘します!」
団長「何でだよ!」
Tち「計2票で決定!」
団長「黙秘じゃねえのかよ!」
ダム工事または水道系工事に使用されたのでは?と推測される箱トロです。台車だけなら良くありますが、箱が残っているのが高ポイントでした。水道記念館の台車でさえ箱は存在していませんでした。状態も悪くなく、これは遺産価値が高いと判断します。
№003 天狗岩の箱トロ [保存車輛]
◇神奈川県相模原市緑区日連512
◇藤野 歩10
◇公道から終日確認できます
鎌倉三河屋本店を探る by軽探団
当ブログのカテゴリのひとつに「神奈川トロ鉄遺産」があります。これは世界遺産に対抗して設定したものでありますが、軽探団の独断と偏見により勝手に決定する、神奈川県内で「いつまでも残しておきたい…、残すべき価値のある…、軽軌道(トロッコ)、軽便鉄道の遺産」であります。選考されたからと言っても某団体のエバーグリーン賞のような権威はありませんが、「よう残っとったな~…、こりゃ~残しとかなあかんでぇ~…」というモノです。
で、栄えある第1号は湘南軽便の二宮駅駅舎でしたが、それっきり選考していなかったので、思い出したように選考委員会を開くのでありました。
団長「それでは…、」
H君「異議なし!」
Tち「右に同じ!」
S藤「以下同文」
団長「ちゃんと選考しろ!」
全会一致で決定いたしました。
神奈川県内最後の現役街角軌道(当団推定)、鎌倉市八幡宮前の「三河屋本店」です!
店横の通路を奥へ向かって軌道が延びています。
(2007.05.09撮影)
軽いS字カーブを描いて奥の倉庫へ。
(2016.03.26撮影)
車輛は平台車が1台のみ。長谷にあった萬屋酒店から来たという2台目です。
(2016.03.26撮影)
昼間は観光客の往来が多くて建屋全景がなかなか撮影できませんが日が暮れると人通りがなくなります。閉店直後、通路の門が閉まる前に撮影。
(2018.12.01撮影)
№002 三河屋本店 [私有軌道]
◇所在地:神奈川県鎌倉市雪の下1-9-23
◇交通:鎌倉 歩10
◇区間:商店店先~倉庫
◇軌間:610mm
◇動力:人力
◇敷設年:1927年
《車輛データ》
◆01:三河屋本店 FC(木製2軸平台車 610mm) 萬屋本店から転籍
《参考文献》
◇RM №284p118(2006.12)
◇知られざる鉄道決定版p138-139
◇とれいん №498p64-65(2016.03.12)
◇とれいん №528p34-35(2016.03)
※写真サイズが大きくなりました!(情報家S藤)
で、栄えある第1号は湘南軽便の二宮駅駅舎でしたが、それっきり選考していなかったので、思い出したように選考委員会を開くのでありました。
団長「それでは…、」
H君「異議なし!」
Tち「右に同じ!」
S藤「以下同文」
団長「ちゃんと選考しろ!」
全会一致で決定いたしました。
神奈川県内最後の現役街角軌道(当団推定)、鎌倉市八幡宮前の「三河屋本店」です!
店横の通路を奥へ向かって軌道が延びています。
(2007.05.09撮影)
軽いS字カーブを描いて奥の倉庫へ。
(2016.03.26撮影)
車輛は平台車が1台のみ。長谷にあった萬屋酒店から来たという2台目です。
(2016.03.26撮影)
昼間は観光客の往来が多くて建屋全景がなかなか撮影できませんが日が暮れると人通りがなくなります。閉店直後、通路の門が閉まる前に撮影。
(2018.12.01撮影)
№002 三河屋本店 [私有軌道]
◇所在地:神奈川県鎌倉市雪の下1-9-23
◇交通:鎌倉 歩10
◇区間:商店店先~倉庫
◇軌間:610mm
◇動力:人力
◇敷設年:1927年
《車輛データ》
◆01:三河屋本店 FC(木製2軸平台車 610mm) 萬屋本店から転籍
《参考文献》
◇RM №284p118(2006.12)
◇知られざる鉄道決定版p138-139
◇とれいん №498p64-65(2016.03.12)
◇とれいん №528p34-35(2016.03)
※写真サイズが大きくなりました!(情報家S藤)
tag : 街角軌道
トロ鉄遺 軽便鉄道二宮駅跡を探る
今年に入って追加されたカテゴリにお気づきでしたか?何度か名称を変更しましたが、この度ようやく「神奈川トロ鉄遺産」に落ち着きました。これは軽探団の独断と偏見により勝手に決定する、「いつまでも残しておきたい…、残すべき価値のある…、軽軌道(トロッコ)、軽便鉄道の遺産」であります。選考されたからと言っても某団体のエバーグリーン賞のような権威はありませんが、「よう残っとったな~…、こりゃ~残しとかなあかんでぇ~…」というモノばかり?です。(と思っています。)
さて栄えある第1号は!じゃじゃ~ん!「湘南軌道二宮駅跡」です。JR二宮駅北口から徒歩で数分の所に記念碑があります。
その碑の写真を拡大したものがこれ。駅本屋と本社屋のようです。
現存する建物はこちら。1階部は判りませんが2階の窓は当時のままです。この建物がいつ建てられたのかは不明ですが湘南軌道の前身である湘南馬車鉄道の開通が1906年(明治39年)だそうで、もし開業当初からあるのだとすると築百年以上になりますが…。
記念碑のすぐ隣に建物が建っています。
撮影日2012.03.18(上3点)・2013.01.31(下)
№001 湘南軌道二宮駅跡
所在地 中郡二宮町二宮823
交通 JR東海道線二宮 歩すぐ
さて栄えある第1号は!じゃじゃ~ん!「湘南軌道二宮駅跡」です。JR二宮駅北口から徒歩で数分の所に記念碑があります。
その碑の写真を拡大したものがこれ。駅本屋と本社屋のようです。
現存する建物はこちら。1階部は判りませんが2階の窓は当時のままです。この建物がいつ建てられたのかは不明ですが湘南軌道の前身である湘南馬車鉄道の開通が1906年(明治39年)だそうで、もし開業当初からあるのだとすると築百年以上になりますが…。
記念碑のすぐ隣に建物が建っています。
撮影日2012.03.18(上3点)・2013.01.31(下)
№001 湘南軌道二宮駅跡
所在地 中郡二宮町二宮823
交通 JR東海道線二宮 歩すぐ